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知的財産入門書とユーモア小説!ワークライフバランスとキャリア構築の秘訣を紹介

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あけましておめでとうございます!
新しい年が始まり、今年も素敵な瞬間に満ちた365日となりますように。
皆さんにとって、充実した1年になりますようお祈り申し上げます。
【「楽しく学べる「知財」入門」概要】

"楽しく学べる「知財」入門"は、2017年に講談社から刊行された新書です。著者は知的財産の専門家であり、難解な知財の世界をわかりやすく解説しています。読者は専門知識を身につけるとともに、楽しく学ぶことができる一冊となっています。仕事やビジネスに活かせる知識が満載です。
入門書として分かり易く書かれていると思います。


【「それってパクリじゃないですか?」概要】

"それってパクリじゃないですか? ~新米知的財産部員のお仕事~"は、知的財産部門で働く新米の主人公が繰り広げるストーリーが描かれた一冊です。知財の世界での奮闘や問題解決の過程がユーモアを交えて描かれており、ビジネスの裏側に覗き込むことができます。読みながら笑いながら学べる一冊です。この書は知っている方も多いのではないでしょうか。
ドラマになりましたよね。面白かったですよね。
ドラマには珍しく、知財部、弁理士という職業に焦点が当たっていました。
うん?弁理士って何ですかと聞かれた場合、下記が社会の中での使命です。


弁理士の使命)

第一条 弁理士は、知的財産(知的財産基本法(平成十四年法律第百二十二号)第二条第一項に規定する知的財産をいう。以下この条において同じ。)に関する専門家として、知的財産権(同条第二項に規定する知的財産権をいう。)の適正な保護及び利用の促進その他の知的財産に係る制度の適正な運用に寄与し、もって経済及び産業の発展に資することを使命とする。

(引用:弁理士法 | e-Gov法令検索)

 上記の様に、弁理士法に記載されています。凄くざっくりいうと知的財産法の専門家で法律家です。
難関試験も課されています。
弁理士以外が知的財産権に関する法的代理手続きをすることが、NGであるとされています。
※正確的には、弁護士はできます。後段記述を見てください。
まあ、辺り前と言えば辺り前なのですが、医師の資格を持たずに医療行為をしてはいけないことと一緒です。
特にクライアントからの出願を頼まれて、その人に成り代わるということを代理権といいますが、俗に代理人と聞いたことがあると思います。

その人に成り代わり、手続きをできる権利のことを言います。
法律試験を通ってない方がやると危ないでしょうし、手続きに不備が出て、
最悪の場合クライアントの損失にもつながる為、無資格者は代理でやってはいけないし、自分でやるのも難しい場面もあると思います。
結果、依頼することが、長く権利維持できると思いますよ。

特許庁とやりとりする、特許、実用新案、商標、意匠は法律の知識が必要ですし、

 分かり易くいうと、弁護士は上記のようにクライアントを法律というツールを用いて、利益の損失を最小化したり、刑事罰の軽減ということに尽力することが使命なわけですから、それと似ているような使命があるということです。 ※本人裁判も日本ではできますが、難易度が高いということを想像してもらえば、少し分かっていただけるかなと思います。

 
では、弁護士は知的財産関係の出願はできますか?と思いつくと思いますが、答えはできます。
ただし、人件費が弁理士と弁護士では違いますし、弁理士は権利にするまでの例えば、(技術的背景込みで)過程を法律で担保することを主な業務としていますので、弁理士の方に依頼するのが良いかと個人的には思います。
特に特許系は特に技術×法律になりますので、経歴を調べて、弁理士にまず話だけでも依頼することが良いかなと個人的に思います。

これが権利化後揉めたとなれば、弁護士の出番ですが権利になる課程や技術を知っている弁理士+弁護士(訴訟内容にもよりますが、法廷にも弁護士同伴であれば出られます。)になるかなと思います。

ちなみに、弁護士(俗にいう司法試験の合格者)は、法律全般を扱ってよく、
無試験で弁理士会の研修さえ終われば、弁理士登録もできます。

と本題に戻り、下記二つ
の本は初心者向けになりますので知的財産法について
読んでみると面白いと思いますよ。

下記、上記小説のドラマ、Huluで見られます。面白いですよ。
※レンタル/購入の作品は対象外となり、別途都度課金となります。

これらの本は知的財産に焦点を当てていますが、重要なキーワードの一つが「ワークライフバランス」です。
専門知識を身につけるだけでなく、仕事とプライベートの調和も考えることが重要です。本書は知財の専門知識を取得しつつ、仕事と生活のバランスを大切にするヒントを提供しています。

【転職・副業・スキルアップ
知的財産の分野で働くことを考えている方にとって、転職や副業、スキルアップは欠かせないテーマです。
これらの本では、知財の基礎知識を得るだけでなく、実務経験やスキル向上のためのアドバイスも豊富に含まれています。また、実際の仕事の裏側や苦労も知りながら、自分のキャリアを築くヒントが詰まっています。
特に、研究・開発系の方等で、知的財産へのキャリアチェンジというのは多いので、
まず本を読んで知財の世界を見てみるのもよいかと思いますよ。

参考までに前回の記事は下記